主な特徴(診療機能、アメニティ)
①小児の全領域の疾患をしっかり診療することができる
②全国でもっともアクティビティーの高い小児外科を有する
③脳神経外科や心臓血管外科などの外科系も充実している
④成人領域への無理のないトランジションが可能である
⑤心のケアやアメニティにも十分配慮している
⑥周産期センターとの連携が十分に行われている
などをアピールポイントとし、病気の子ども達やそのご家族に高度で安全、かつ優しい医療を提供していきます。
今後の取り組みについて
- 小児IBDセンターの設立
小児の消化器内視鏡チームを持つ東京で唯一の大学病院であり、最も多くの炎症性腸疾患(IBD)患者の診療を行っています。今後は、小児医療センター内に小児IBDセンターを立ち上げ、さらに充実した小児IBDの診療を行っていく予定です。
- スムーズなトランジションシステムの構築
本邦では15歳以上は内科の領域ですが、多くの小児の慢性疾患は15歳以上になっても小児科で診ています。そこで、順天堂内の内科の診療科と十分な連携をとりつつ、内科への移行をスムーズに行っていきます。
- 他施設共同臨床研究への参加
様々な薬剤が小児適応を取得していないのが現状です。そこで積極的に臨床試験に参加するとともに、臨床研究を行って明日の小児医療に貢献していきます。
- ロボット支援手術の適応の拡大
操作スペースが狭小で精密な操作が求められる小児において、ロボット支援手術はより大きな恩恵を受けられると考えます。今後、さらに適応を拡大し、低侵襲で安全かつ質の高い手術を提供できるよう努めます。
- 複雑な症例に対する臓器別の科を越えた質の高い手術
多臓器にわたる複雑な症例に対し、小児外科、脳神経外科、心臓血管外科、眼科、形成外科、整形外科、耳鼻咽喉頭頸科、皮膚科などの小児の外科系診療科などが連携して、エキスパートによる質の高い手術を行います。
- 胎児診断症例に対する支援
胎児診断症例に対し、先端医療を提供すると同時に、金銭的支援を含めた総合的なサポートを行います。
患者さんへご挨拶