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教授からのメッセージ

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何事にも偶然はなく、
運命にじっと身を任せるよりは、
運命を切り開いていきたい

順天堂大学大学院研究科
循環器内科教授
南野 徹

Dr南野徹l
順天堂大学医学部附属順天堂医院は、わが国でいち早く臓器別臨床教室を開講し、故北村和夫教授が当科の初代主任教授を務めました。その後、山口洋教授、代田浩之教授に引き継がれ、令和2年7月より南野徹が主任教授として循環器内科学講座を継承しています。

当教室の特徴は、日本でも有数の豊富な症例を有し、十分な臨床経験を通して、多彩かつ緊急性の高い循環器疾患に対して、科学的根拠に基づいた質の高い医療を研修できることです。グループ診療体制をとり、上級医師の指導のもと若手医師とともに個々の症例に真摯に向き合ってまいりました。上級医師は若手医師の考えを尊重し、ディスカッションを重ね、より良い医療を提供するよう努めております。

また、臨床と研究をバランスよく展開することで、臨床的な業績のみならず、基礎研究の分野においても素晴らしい成果を国内外に発信し続けております。日々の臨床現場から得られる疑問や治療方針に悩むケースに多く遭遇します。これらに対峙し解決していくために、当学が研究を遂行することは必要不可欠であり、可能な限り入局員の先生方には大学院に入学していただき、臨床研究および基礎研究を行うことが可能となるような環境は整っております。

臨床なくして優秀な循環器内科医にはなれませんが、研究者として物事に取り組むことにより、いっそうの観察力と考察力を養うことで、臨床医としても一流になれると考えています。初期臨床研修医および若手の先生方の、より多くの入局を心よりお待ちしております。