19領域プログラム責任者からのメッセージ

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Dr堀江重郎s
泌尿器科領域
泌尿器科
幅広い研究分野が広がる、
懐の深さとチャンスを備えた
エキサイティングな領域

泌尿器科主任教授
堀江 重郎

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幅広い研究分野が広がる、
懐の深さとチャンスを備えた
エキサイティングな領域

順天堂大学大学院研究科
泌尿器科主任教授
堀江 重郎

Dr堀江重郎
皆さんは将来の方向性について一生懸命考えていることでしょう。順天堂大学医学部泌尿器科の特色について、お伝えしたいと思います。

2つのイノベーションが同時進行する、極めてエキサイティングな領域

まずはじめに、泌尿器科という領域についてです。医学の世界は常に進化し続けていますが、中でもイノベーションが非常に著しいのが泌尿器科です。ロボット支援手術などの手術手技のイノベーションと薬物治療のイノベーションが、同時に、しかも加速度的に進行し続けています。21世紀の医学の中でも他領域をリードしていると言えます。

成長を支える、クラブチームさながらの連帯感

順天堂の泌尿器科は、日本でもトップクラスの症例数を誇っています。手術も早い段階から実践的に学ぶことができます。しかし、ただ早く成長すればいいというものではありません。経験が浅く判断が難しいとき、迷ったとき、しっかり支えてくれる先輩や指導医がいてこそ、医師として成長していくことができるのです。過去に先輩たちに支えてもらった経験があるからこそ「後輩達のことを手厚くサポートする」というのが、順天堂大学泌尿器科の歴史で受け継がれてきた伝統です。

どんなタイプ志向の医師にもフィットする、「懐の深さ」と「チャンス」がある!

後期研修医は高い専門性を獲得することが目標のひとつです。泌尿器科は、がんから良性疾患まで幅広い疾患を扱います。その背景には分子生物学、遺伝学、男性学、東洋医学、画像テクノロジー、在宅医療、アンチエイジングなど、さまざまな研究分野が広がっています。手術がしたい人はもちろん、基礎研究に興味のある人、プライマリーケアに興味がある人など、どんなタイプの医師にもフィットする科であると言えます。最善最良の医療を提供できるよう、広い視野を持つことも重要です。いろいろなことをディスカッションしながら、互いを認め合える仲間とともに、切磋琢磨していきましょう。
Dr八尾隆史s
病理領域
病理診断科
組織標本が語る真実を見抜く
病理医が描く、医療の未来


病理診断科教授
八尾 隆史

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組織標本が語る真実を見抜く
病理医が描く、医療の未来

順天堂大学大学院研究科
病理診断科教授
八尾 隆史

Dr八尾隆史
病理診断の主体は組織標本を顕微鏡下での観察した像で病名を付けるわけですが、決して絵合わせで判定しているわけではなく(スタートは絵合わせからのこともありますが)、組織学的にどのような異常が生じており、それがどのような病態を表しているのかを洞察し、組織像の肉眼像への反映、そして患者の全身に及ぶ影響まで考慮して診断する必要があり、病理医は直接の医療行為はしませんが立派な診療を行っているわけです。すなわち、葉(組織像)を見て、木(肉眼像・臓器)を見て、森(患者)をみるという姿勢で病理診断に臨む必要があります。

病理診断は医療の中では治療方針の決定に重要な役割を果たしており、やりがいのある領域です。病理医は直接の診療行為はしない分、その分じっくりと腰を据えて病理学を中心とした医学全般を学ぶことができ、それを基盤として高度の専門性を身につけることも可能です。また、デジタル化に伴い病理診断もバーチャルスライドを利用した遠隔診断やAIへの応用により病理診断は新しい時代を迎えようとしており、将来の発展が期待され、働き方改革に対応した様々な勤務形態も可能となってきています。そして人材不足であるが故に今後も多くの活躍の場も期待できる分野であります。

我々と一緒に病理学的側面から医療の発展に貢献していきましょう。そのためには若い力が必要です。多くの皆様の病理学へ入門をお待ちしています。
Dr内藤俊夫s
総合診療科領域
総合診療科
横断的に診る医師の育成を目指し、
地域医療から感染症診療まで
幅広く対応

総合診療科主任教授
内藤 俊夫

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横断的に診る医師の育成を目指し、
地域医療から感染症診療まで
幅広く対応

順天堂大学大学院研究科
総合診療科主任教授
内藤 俊夫

Dr内藤俊夫
総合診療科は、未来の医療の中心を担う科であり我々はその役割を果たせるよう、日々専攻医と一緒に修練しています。特定の臓器にこだわらない、横断的に診る医師の育成を目指しており、指導医へ気軽に質問ができる温かい環境が整っています。
老年人口の増加により複数の疾患を持つ人が増えたことで、身体全体を診れる医師へのニーズが高まっています。病院では「患者さんに最も近く、病院を知り尽くして病院診療を良くしていく医師」、患者さんにとっては、提供できる医療サービスを最適化する医師を目指しています。

内科専門医を取りたいけど、特定の臓器のみにしばられたくない専攻医の先生は是非当科での研修をお勧めします。日本の19基本領域の中で最も平均年齢が若く、専攻医の先生でも年間最低1本の英語論文を報告するアカデミックな面も兼ね備えています。
地域医療を見据えた島診療、東南アジアの感染症研修、感染症診療、産業保健、診断学など、多様なニーズに応えられる医師が在籍しているため、おそらく専攻医の先生の満足する研修が送れることと思います。昨今のCOVID-19診療では、病院総合診療医が「リーダーシップ」を要求された場面も多く経験しました。是非、当科で一緒に専門医を目指しましょう。

本専門医を目指す皆様に、下記の言葉を送ります。
“You chose to become a hospitalist because you seek the challenges of clinical variety, problem-solving, systems improvement, and you are a natural team leader, whether you have been designated as such or not.”(Chang W, The hospitalist)

総合診療科で取得可能な専門医
【基本領域】総合診療専門医、総合内科専門医
【サブスペシャリティー】感染症専門医、病院総合診療専門医、老年専門医、人間ドック専門医、漢方専門医など