小腸カプセル内視鏡検査とは

​小腸カプセル内視鏡は、簡便かつ非侵襲的に小腸の画像化を可能にする革命的な検査です。
小腸カプセル内視鏡検査について_01大きさ約2.5㎝の小腸用カプセル内視鏡

カプセル内視鏡検査の特徴

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  • 造影検査やファイバースコープによる内視鏡検査に比べ、苦痛がほとんどありません
  • X線による被ばくがありません
  • 検査中は日常生活ができます

小腸カプセル内視鏡検査の流れ

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記録装置

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体表の8か所にセンサーを張り、カプセル内視鏡の画像を記録するレコーダーに接続します。
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レコーダはポシェットに入れて、肩から掛けて自宅に持ち帰ります。検査は当日の夜に終了し、レコーダは翌日当院にご持参いただきます。

カプセル内視鏡の画像

小腸カプセル内視鏡検査の適用となる患者さん

  1. 原因不明の消化管出血、特に小腸出血が疑われる患者さん
  2. 原因不明の腹痛、下痢等があり、小腸疾患が疑われる患者さん
  3. 次の患者さんへの使用には注意が必要です。
    [安全性が確認されていないため。]
  • 妊婦の方
  • 重篤な消化器憩室疾患の方

パテンシーカプセル検査

消化管の狭窄が疑われる患者さんでは、カプセル内視鏡検査が可能かを判定するために、パテンシーカプセル検査を事前に受けて頂くことがあります。

パテンシーカプセルの特徴

  • 実際の検査に使われるカプセル内視鏡と同一サイズで、内視鏡機能のないカプセル
  • 体外に排出されなかった場合、X線検査で位置の確認が可能
  • 体内に留まっても、約30時間で自然に崩壊するカプセル
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詳細は、消化器内科までお問合せください。