研修プログラム

当教室は、多くの国際学会での発表、top journalへの掲載など、その業績は国際的に非常に高く評価され、海外への留学はもちろん、逆に海外からの留学生も積極的に受け入れています。他大学出身の医局員も多く、"やる気のある方"は大歓迎です。当教室に興味のある方はご連絡お待ちしています。

当科の教育目標

日常診療の場で、消化器疾患は非常に多く見られます。順天堂医院1,020床の中でも、常時120名前後の方が消化器内科の患者さんとして入院されており、外来症例も全国でも有数です。消化器内科は対象とする臓器が食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓、腹膜と多彩なため、その検査方法も内視鏡(上部、大腸、胆膵)、X線(透視、CT)、超音波と非常に多岐にわたります。当教室員はこれら全てをマスターすべく研鑽しています。
 
他の多くの消化器診療施設では、研究分野の細分化に伴い日常診療も各自の専門領域に細分限局化する傾向があります。その結果、一方的な思考や限局的な検査結果により診断、治療を誤ったり、遅れてしまったりすることが見られました。
 
当教室では、消化器病の専門医でありつつ、消化管や肝臓といった細かな分野にとらわれずに幅広い診療技術と考え方を習得し、バランスのとれた消化器内科医を養成し、更に、医師-患者さん間のコミュニケーションを通じ、患者さんの精神面を含めた全人的医療を身につけることを目標としています。
消化器全般を習得後、興味ある領域から専門を選択し診療、教育、研究面で更に研鑽を積み、後進の指導にあたります。また希望に応じ国内海外に留学し、研究・検査技術の研修をすることができます。
入局希望・教室見学は随時募集しております。ご不明な点・お気づきの点についてもお気軽にお問い合わせください。