ようこそ、順天堂大学附属順天堂医院、
小児科・思春期科のホームページをご覧いただき
ありがとうございます。
教授 東海林 宏道
| 特徴 |
臨床 | 小児科の全ての領域や疾患に対応できる12の臨床グループがあり、それぞれがトップレベルの診療を行っています。また患者様やご家族の精神的ケアも重視し、病棟アメニティや遊びを通した癒しのプロジェクトにも力を入れています。 |
| 各研究グループの大学院生を中心に質の高い多種の研究が行われ、国内外の学会で発表されたのち、一流の国際誌に掲載されています。臨床研究も盛んに行われ、日常診療に直結した成果を上げています。また、常に数名の教室員が海外に留学しており、国際的なリサーチマインド習得を推進しています。 |
| 学内でも小児科は最も教育熱心と評価される科であり、研修医教育にも非常に力を注いでいます。本院のみならず、3附属病院における教育も充実しており、初期研修終了後の3年間の研修で小児科専門医になることが可能です。
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順天堂大学小児科学教室は、以上のような特徴を有しており、教室員ひとりひとりが患者様およびご家族のことを親身に考え、優れた知識と技能、さらにはインターナショナルな感覚を持った集団です。「医療関係者の方へ」、「研修・入局のご案内」などにリンクして、より詳細な情報をお知り頂けますと幸いです。
診療科概要
2019年4月からNICUとGCUが1号館11階に移転し、同年10月から小児科・小児外科混合病棟からなる10階の小児医療センター(90床)と11階の周産期センター(28床)が新たに開設されました。小児科は小児外科、産科、心臓血管外科、脳神経外科、眼科、耳鼻科、皮膚科、整形外科、形成外科などの科と連絡を密にしながら運営しています。
診療
小児科の全ての領域や疾患に対応できる12の臨床グループ(消化器・栄養、免疫・アレルギー・膠原病、循環器、血液・悪性腫瘍、腎臓泌尿器、肝臓・代謝、新生児、神経、内分泌、児童精神、発達、感染症)それぞれが最新の医療設備を整えて、安全かつ質の高いトップレベルの診療を行っています。
外来には各臨床グループのスタッフを配置しており、一般的な小児科疾患から専門医療を必要とする急性および慢性疾患まで、小児期のあらゆる疾患に対応できる診療体制を構築しています。
入院診療は1号館10階の小児医療センターおよび11階の周産期センターで行っており、118床の小児用病床を小児科および小児外科を中心に、脳神経外科、心臓血管外科、眼科、形成外科、整形外科、耳鼻咽喉頭頸科などの小児の外科系診療科や皮膚科などと密に連携を取りながら運営しています。炎症性腸疾患などの消化管疾患、アレルギー性疾患や免疫疾患、小児膠原病、先天性・後天性心疾患や不整脈などの循環器疾患、血液疾患や小児がん、小児腎臓病や泌尿器疾患、肝疾患や遺伝性膵炎などの膵疾患、早産児、遺伝性疾患、てんかんや急性脳症、低身長症や糖尿病、発達障害など、入院患者の疾患は多岐にわたります。特に消化器疾患に関しての診断・治療は、我が国でもトップクラスの診療実績を誇ります。
当科は診断・治療における高度医療の実践に努めるだけでなく、子どもの不安感が少しでもなくなるように、外来や病棟を子どもが好きなアンパンマンのイラストを配した壁画で飾っています。またチャイルドパーティー、院内学級、遊びや音楽やお絵かきのボランティア活動、遊びを通じて自分の病気を理解させるプレイセラピーなどを積極的に行い、入院生活のQOL向上を心がけています。小児病棟の運営が難しいとされる少子化の時代においても、本病棟はその開設以来、常に満床に近い状態が継続しています。
研究
医学生教育に関しては、4,5年生で行われるBSLは4週間あり、クラークシップ制により密度の高い指導が行われています。6年生の選択コースの学生に対しては、臨床力を身につけるために積極的に小児救急の現場に触れるよう、学内だけでなく関連病院の外来あるいは当直を臨床医と一緒に仕事をしながら体験させています。また当科で行っている研究の一端に触れ、自分で論文を書くことで統計処理の方法、考察の仕方を学ぶことで論理的思考が医療にいかに重要かを会得してもらっています。
研修医を含めた医局員の教育に関しては、国際的なレベルの医師を養成する目的で、様々な教育が行われています。優秀な医師を育てるためには優秀な指導医を育てることが大切であることをモットーに、海外の優秀な教育指導者の招聘、教育関連病院を含めた指導医のTeacher's trainingの導入、小児救急医療(PALS)や児童精神科疾患の研修など、レベルの高い教育を行っております。週一回の抄読会では、海外の最新の論文を読み知識を深めるとともに、月一回、小児科学関連の最新のトピックスをテーマに専門家を招き教育講演をお願いしております。これらの教育・研修を通して、世界に通じるグローバルスタンダードな医療を行える医師の育成に努めております。
教育
医学生教育に関しては、4,5年生で行われるBSLは4週間あり、クラークシップ制により密度の高い指導が行われています。6年生の選択コースの学生に対しては、臨床力を身につけるために積極的に小児救急の現場に触れるよう、学内だけでなく関連病院の外来あるいは当直を臨床医と一緒に仕事をしながら体験させています。また当科で行っている研究の一端に触れ、自分で論文を書くことで統計処理の方法、考察の仕方を学ぶことで論理的思考が医療にいかに重要かを会得してもらっています。
研修医を含めた医局員の教育に関しては、国際的なレベルの医師を養成する目的で、様々な教育が行われています。優秀な医師を育てるためには優秀な指導医を育てることが大切であることをモットーに、海外の優秀な教育指導者の招聘、教育関連病院を含めた指導医のTeacher's trainingの導入、小児救急医療(PALS)や児童精神科疾患の研修など、レベルの高い教育を行っております。週一回の抄読会では、海外の最新の論文を読み知識を深めるとともに、月一回、小児科学関連の最新のトピックスをテーマに専門家を招き教育講演をお願いしております。これらの教育・研修を通して、世界に通じるグローバルスタンダードな医療を行える医師の育成に努めております。
育児
順天堂病後児ルーム「みつばち」では、文京区と順天堂が提携し、病気の回復期のお子様の保育を担当しております。また順天堂小児科医が巡回医として毎日診療にあたっています。
ご利用方法など詳しくは、文京区ホームページまでお願いいたします。
デザインコンセプトは、「森の中のかくれんぼ」として、子どもたちに慣れ親しんだアンパンマンや多くのキャラクターがかくれんぼしながら、子どもを迎え入れます。少しでも、回復期の子ども達の不安やなれない環境での緊張感などを和らげようと、やなせたかし様、フレーベル館の方々に多大なご協力を頂きながら、保育士さんとともにデザインの検討を重ねました。
アメニティ
小児病棟には、原作者のやなせたかしさんからのご寄贈により、プレイルーム・壁や天井・そして廊下などにアンパンマンとその仲間たちの絵がたくさん描かれています。
エレベーターホール
エントランス
小児医療センターエントランス
やなせたかし氏
やなせたかし氏
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