1. 小児期から成人期・老年期にわたるIBD診療を包括的に提供いたします。
近年、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)の患者数が増加しております。
特に小児を含む若年で発症した患者さんにおいては、慢性化し生涯にわたる治療が必要となることが少なくありません。
小児期にIBD診療が可能な施設は限られている中、当院にはIBD診療が可能な医師が多数在籍しております。
一方で、小児IBD患者の成人科へのトランジション(移行期医療)は全国的な課題として認識されております。
当院では消化器内科でも多くのIBD患者さんを診療しており、小児から成人まで一貫した医療提供が可能です。
2. 腸管外合併症を含めた全身の診療が可能です
IBDは腸管以外の全身に合併症を認めることがあります。
壊疽性膿皮症や結節性紅斑などの皮膚病変は皮膚科と関節炎や関節症は膠原病内科や整形外科の専門医と併診して診療を行っていきます。
当院には膠原病内科が専従する血漿交換室があり血球成分除去療法も土曜日も含め施行可能です。
3. 一般治療から新規治療まで受けることが可能です
当院では治療指針やガイドラインに沿った一般治療から治験や臨床試験など患者さんにあった治療を受けることが可能です。
また、当院は第2土曜日以外の土曜日も診療を行っております。