腰痛症、腰椎椎間板ヘルニアは、青壮年に多い疾患ですが、細心な診察とMRI等の精査の上で症状によって腰背筋のストレッチ、 腹筋訓練を中心とする運動療法、コルセット等の装具、硬膜外ブロック注射、神経根ブロック注射、薬剤等きめ細かな保存療法が有効で、通常大部分これらの療法で軽快を得ています。

椎間板ヘルニアに関しては、これらのきめ細かな治療法によって手術に至る方は10年前に比べると半減しています。しかし、強い痛みによってこれらの方法によっては症状が軽快しない方に対しては、出来るだけ負担の少ない小切開または鏡視下による手術によって軽快を得ています。