専攻医インタビュー

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急性期の管理から長期予後まで、
患者の安全を守る
全身管理のプロフェッショナル

米本 周平
2020年入局
2017年順天堂大学卒

麻酔科(Dr米本周平)
私が思う麻酔科の醍醐味は循環・呼吸管理をはじめとした全身管理にあります。新生児から高齢者まで、様々な疾患やそれに付随する合併症を持つ患者の病態生理に合わせて、術野や各種モニタリングを通して患者の状態を把握し手術という超急性期の管理をすることはその一つだと思います。また、管理が困難であった症例である程、術後、担当した患者と再び話した時に非常にやりがいを感じます。
そして、患者を手術侵襲から守るだけでなく各臓器灌流を保ち、術後長期的に見て臓器障害を起こさない、患者の予後に影響を与えない全身管理をすることが私の目指す麻酔科としての医師像です。
麻酔科・ペインクリニックを
選んだ理由
私が入局先を選ぶときに重視した点は手術件数と研修プログラムの将来性でした。
順天堂大学の特徴は、年間約14000件と手術件数が多いことが挙げられます。特にその中でも、心臓外科、呼吸器外科、小児外科などの件数が多いことは麻酔科専攻医にとって非常に魅力的です。
また、産科麻酔、ペイン、ICUの研修も可能であり将来的なサブスペシャリティ獲得のためのプログラムも充実しているので入局を決めました。
入局して
良かったこと
順天堂の麻酔科には専門性の高い経験・知識を有する指導医が多くいるため、専攻医はとても勉強になります。手術件数が多いことは臨床研究をするにあたってもありがたみを感じます。そして内科でかかりつけの稀な合併症をもつ患者の麻酔経験をすることができることも、私が入局してよかったと感じるところの1つです。
また、医局は学閥もなく雰囲気が良く、土曜日には抄読会を行なっているので臨床だけでなく論文の読み方や新しいトピックなどアカデミックな面もしっかり学べるため専攻医の施設として最良の選択だと思います。