学会報告
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2025/6/5-7 第72回日本麻酔科学会学術集会
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沢山の研修医R2と学生さん医局員が参加してくれました!!
麻酔科学会の雰囲気を知ってもらえてよかったです。当科の食道手術の麻酔といえば、石川教授です!!
両肺換気と片肺換気のどちらが有用かという研究について、発表されました。
このセッションは、海外からの発表者がいたり、日本でも限られた施設でしか使用していない、肺血流モニタリングの研究など、質の高い発表が多く、質疑応答も活発でおもしろかったです。
ただ、石川先生の発表で1番質問したのが、医局員の張先生だったのが気になりました(笑)。
最後に発表を見に来ていた、林田教授、原先生、張先生とも写真を撮ろうと思ったのですが、他のセッションに行っちゃったみたいでした。。。
いつも外勤で順天堂に来て下さっている墨東病院の部長:臼田先生と石川先生とポスター前で写真を撮って頂きました。
石川先生、お疲れ様でした!(文責 岩田)産科麻酔の須賀先生木村先生発表お疲れさまでした。2025年 日本麻酔科学会 第71回学術集会にて、全国の初期研修医・医学生に麻酔科の魅力を伝えるシンポジウムが開催され、山田恵子がシンポジストを務めました。
山田先生:他大学の先生方とともに、未来の麻酔科医を育てるための取り組みを進めております。
当医局では、人材育成にも力を注ぎ、次世代を担う医師のキャリア形成を全力で支援しています(文責 山田)
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2025/3/26-31 Society for Pediatric Anesthesia (SPA) 2025 in Orland Brigham & Women’s Hospital in Boston 出張報告
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河邉千佳、林愛
アメリカのフロリダ州オーランドで開催された「アメリカ小児麻酔学会2025年(Society for Pediatric Anesthesia, SPA 2025)」に、発表および参加のため現地に行ってまいりました。オーランドはディズニーワールドで有名で、気候も暖かく沖縄のような印象でした。学会自体はアメリカ麻酔学会(ASA)より規模が小さくアメリカ国内の施設からの参加が主でした。講演会場と朝食・昼食・コーヒーブレイクが行える会場の二つを行き来するアットホームな雰囲気で、夜は懇親会も開かれ、各種ビールや日本の豚骨ラーメンが振る舞われるなど、驚きもありました。企業展示も、企業だけではなく、アメリカ国内の小児病院のブースが設けられており、リクリートの場として活用されており、日本国内では見ない光景でした。
学会では、小児の神経ブロックおよび脊髄くも膜下麻酔に関するワークショップにも参加しました。中でも、新生児や乳児を対象とした脊髄くも膜下麻酔のワークショップは、ファシリテーターによる講義が非常に面白く、とても盛り上がりました。日本でも、適応のあるお子さんにこのような麻酔が提供できればと思いました。また講義では、2022年にICD-11の中で慢性疼痛の分類コードが加えられたこともあり、小児も術後慢性疼痛に関する様々なトピックスが多く取り上げられていたのも印象的でした。日本での議論と共通する課題も多く、非常に勉強になりました。
発表は「Reliability and Validity of the Japanese version of the modified Yale Preoperative Anxiety Scale in Pediatric Patients: An Observational Study」という術前不安に関する演題で行いました。会場では、非薬物的な術後ケアの講義もあり、術前不安対策と関連したトピックで日本では扱うことが少ないため、とても興味深く聞きました。
また今回は、当院で毎年1ヶ月受け入れているBrigham & Women’s Hospitalからの麻酔科研修医の先生のご縁により、ボストンのBrigham & Women’s Hospitalの手術室と麻酔の現場を見学させていただく機会も得ました。ボストンは整備が行き届いた街で、ハーバード大学内にはシャトルバスが運行しており、医師たちはスクラブ姿で移動している様子が印象的でした。手術室の規模は私たちの病院とは比べられないほど大きく、脳外科麻酔を専門とされているDr. XiongやDr. Graceに2日に渡りご案内いただきました。看護師や外科医の方々もとても親切で、海外からの訪問者への対応にも慣れている様子でした。日本にはまだない医療機器なども紹介していただき、非常に刺激的な見学となりました。また、産科麻酔に従事されている日本人医師・前田歩先生にもお会いでき、帝王切開や無痛分娩の麻酔管理についてお話を伺うことができました。
このような貴重な機会をいただきまして、川越教授はじめ医局員の皆さまに心より御礼申し上げます。会場の様子
懇親会の様子
Brigham & Women’s Hospital前
Dr. Xiongと
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2025/4/18-19 第12回日本区域麻酔学会 大宮
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室谷修平先生がポスター発表を行いました。お疲れさまでした。
「開腹膵頭十二指腸切除術に対する代替鎮痛法: external oblique intercostal (EOI)ブロックに関する症例報告」
おめでとうございます。
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2025/4/11-16 中国(南京/上海)台湾(台北/台中)に招待講演に行きました。(川越)
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中国の花 芍薬
南京から秦淮河を望む
懐かしのゴン先生
Nanjing南京/Shanghai上海
南京医科大学病院でDLTの困難症例についての講義と
中国の胸科麻酔の先生たちとのディスカッションなど行いました。英語と中国語の同時通訳有。Taichung臺中
臺中縈總醫院での勉強会
沈靜慧先生
(Taichung Veterans General Hospital)中國藥大學醫院での勉強会
陳坤堡先生
(China Medical University Hospital)医局のお昼の勉強会や夜の勉強会DLTとVLの話をしました。
台湾はみんな英語が通じます同時通訳はなし。Taipei 臺北
もう一人の臺灣大學の演者も英語でした。國立臺灣大學醫院Lewis Liu先生
(National Taiwan University)
臺灣大學病院オリジナルのテディベア名前入を記念にいただきました。馬偕紀念醫院の
(MacKay Memorial Hospital)
Wang先生(左)
2018年に順天堂に留学
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2025/3/14-16 第52回日本集中治療医学会学術集会 福岡
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宇田川莉子先生が口演発表しました。
当院における早期警戒スコア(J-EWS)と院内死亡率の関連調査共催セミナー座長
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2024/11/21-23 第44回臨床麻酔学会 in新宿京王プラザ
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米山さんがAPSでの側弯症症例のまとめを発表してくれました。
聴衆の反応も活発で「順天堂APS」が伝わったよいセッションでした。新宿で虹が見えました。
日中セッション
その他:静岡病院の尾前毅先生が最優秀査読者賞を受賞されました。
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2024/11/16-17 台湾麻酔学会in台北
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- 招待講演(川越)を行いました。
- 留学生受け入れなど人事交流を行っているMacKay memorial hospitalと萬芳医院への視察と講演も行いました。
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2024/11/6-8 韓国麻酔科学会in仁川
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- 韓国麻酔科学会招待講演とJSA-KSAの会議に(川越)出てきました。
- 韓国麻酔科学会の発表は殆ど全て英語で行われており、27か国から2639人の参加者(演者169人) だったとのことでした。
ランチョンのお弁当です
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2024/10/3-5 マレーシア心臓血管麻酔学会 in Penang
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- マレーシア心臓血管麻酔学会の隔年の学術集会に招待講演演者として行ってきました。(川越)
- 気管支鏡セミナーのハンズオン指導も行いました。
幻の赤ゴムのDLT 展示してありました。
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2024/9/20-22 日本心臓血管麻酔学会第29回大会in広島
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青野光太先生・福田征孝先生
甲状腺腫瘍の慢性的な食道圧迫により成人用経食道心エコープローブの挿入が困難だった一例米本周平先生
術中の僧帽弁遺残逆流の部位診断に3DTEEが有用であった一例応援団のみなさま
みなさまおつかれさまでした。
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9月7日 日本麻酔科学会関東甲信越地方会(新宿)
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9月7日土曜日に日本麻酔科学会関東甲信越地方会(新宿)で行われました。
正木那美先生初めての発表を立派に行いました!
松岡明子先生立派に発表終えました。
応援してくださった先生方ありがとうございました。木村準之介先生が最優秀演題賞を獲得しました。おめでとうございます!
「当院の硬膜外無痛分娩から緊急帝王切開における麻酔法の検討」
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2024 World Congress on Pain : International Association for the Study of Pain(IASP)
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2024年8月国際疼痛学会に参加しました(アムステルダム)。
当科のペインクリニックでの臨床「Medial opioids in chronic pain: analyzing sleep and stress via wearables and biomarkers」を発表しました。
当科では国際交流も盛んであり、希望があれば若い医局員が海外での疼痛研究を行う機会やペインクリニックを見学する機会もあります。
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7月18日-20日 第58回日本ぺインクリニック学会学術集会
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現在、日本ぺインクリニック学会代表理事は、当科の井関雅子が努めております。
2024年7月18~20日に施行された第58回日本ぺインクリニック学会学術集会では、当科の超若手医師がポスタ発表を、ペインクリニック専門医の医師はそれぞれシンポジウムで発表、井関は特別講演・教育講演など施行しました。
若手医師の発表や論文作成に関しては、中堅以上の医師がしっかりとサポートし、当日も見守っています。
当医局では若手の指導に力を入れておりますので、ごく自然に学会発表や論文作成ができる環境下にあります。
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7月6日 第7回 気道管理学会(札幌)に参加しました。
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林先生伊東先生お疲れさまでした。
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6月6日~8日に第71回日本麻酔科学会学術集会(神戸)に参加しました。
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- 河内山先生と麻酔科特定行為看護師の山口さんが優秀演題を受賞しました!おめでとうございます。
プロポフォールとレミマゾラムによる直接心抑制作用の程度の比較とその抑制作用機序の解明河内山先生発表
応援団
特定行為・術中麻酔管理領域パッケージ研修を修了した看護師の麻酔補助業務内容の分析山口さん発表
指導医の石川先生と
今回は現地参加も比較的多かったようです。(参加者速報 6,278名)コロナ以来初めて日本麻酔科学会時に医局員と会食しました。
楽しいひと時でした
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2024/5/25-27 Eauroanesthesia2024欧州麻酔学会に参加しました。
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ドイツのミュンヘンで開かれました。
2025はリスボン(ポルトガル)
2026はロッテルダム(オランダ)です胸部ポスターセッションの座長を務めました。12演題90分。デジタルポスターは
展示場の一角に12か所各々のセッションがヘッドマイク使用
European Green Dealらしく環境問題の取り組みもありました。地球環境を考えるスペースシャトルVRツアー
会場内はマイボトルとウォーターサーバー。
室温も25℃程度。帰路にドイツのロイトリンゲンの病院の麻酔科を訪問と見学しました麻酔科医師たちと
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2024年4月13日 第11回区域麻酔学会(仙台)に参加しました。
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藤野隆史先生が最優秀演題賞と若手論文賞の2つを獲得しました。
おめでとうございます。益々のご活躍を期待します。大会長山内正憲先生と
発表の応援に来てくれた多賀さん
論文賞プレゼンター廣田和美先生と
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2024.3/14-16 第51回集中治療医学会 in 札幌
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3月14日(木)に長島道生先生が「体位の調整により酸素化が改善したBMI50の病的肥満患者の人工呼吸管理症例」
3月15日(金)に近藤研太先生が「術後抜管を契機に甲状腺クリーゼとなり再挿管となった1例」
の口頭発表をおこないました。
両発表とも盛んな質疑応答が行われました。お疲れさまでした。
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2024.3/3-6 世界麻酔学会 in Singapore
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3日間ブースセミナーを依頼されて行ってきました。
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2023年度IAMS(国際気道管理学会)Distinguished Training Award 受賞
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気道管理の教育やトレーニングにおける国際的な貢献が評価され国際気道管理学会より 科長の川越が表彰されました。
これからも医局員や世界中の麻酔科医の教育に貢献していきたいと思います。
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SPA 37th annual meetingとAnesthesiology 2023
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2023年10月13日〜17日に、サンフランシスコで開催されたアメリカ小児麻酔学会(Society for Pediatric Anesthesia: SPA)とアメリカ麻酔科学会(American Society of Anesthesiologists : ASA)に参加してきました。今回は質の改善(Quality Improvement)というセクションで、埼玉県立小児医療センターで研究しておりました小児の術前不安について発表いたしました。
アメリカ小児麻酔学会は初めての参加で、朝食から昼食、おやつのアイスタイムに夜の懇親会までスケジュールに盛り込まれた、とてもアットホームな雰囲気で、その中で小児麻酔の各分野のスペシャリストの話が聞けるという贅沢な1日でした。アメリカ麻酔学会はもっと大規模で会場も広く、移動だけで疲れましたが、ハンズオンセミナーに参加したり、発表を聞いたり、国内外の日本の先生たちとも交流ができました。夜は、埼玉県立小児医療センター麻酔科の蔵谷紀文先生主催の懇親会や、企業主催の講演会と交流会で、日本や各国の先生たちとも親交を深め、久々の現地参加を楽しむことができました。貴重な機会を頂きまして、誠にありがとうございました。
河邉 千佳