手術室看護のご紹介

安全でよりあたたかい手術看護を目指して

順天堂医院には手術室が1号館、B棟それぞれにあり、日々、専門性の高い最先端の手術が行われています。手術室では患者さんに安全な手術を提供するために医師、看護師だけでなく、様々な職種のスタッフが1つのチームとなって業務にあたっています。
手術室看護師も「安全でよりあたたかい手術看護を目指して」日々進歩し続ける手術にあったケアを提供できるように努めたいと思っております。

手術室看護のご紹介01

手術室看護師について

手術室では、手術中に医師に器械を手渡す役割の看護師と、その周りで術中の様々な介助・支援を行う看護師の2名が、患者さんを担当します。
また、手術前の病棟訪問や手術室へ入室する際の関わりを大切にすることで、患者さん一人ひとりに向き合った看護を提供することを心がけています。

当院に在籍する看護師は、技術の向上を目指して日本看護協会が認定する「認定看護師」取得や日本麻酔科学会が認定する「周術期管理チーム認定看護師」取得を推進し、手術医療に関連した諸学会で研究成果を発表するなど、「不断前進」の精神で日々精進しております。

より安全な手術を提供するために手術室で実践していること

当院では、手術に伴う体内遺残予防、患者誤認防止、手術部位間違えなどの重大事故発生を予防すべく、WHO(世界保健医療機関)が推奨する「手術安全チェックリスト」を用いた「タイムアウト(ある時点で一時作業を中止し、手術について手術チーム全員が確認すること)」をすべての手術で実践しています。
また、手術で使用する資材の取扱いについても厳しい管理を徹底し、開封後1回しか使用できない(単回使用)製品は添付文章に則り、使用後直ちに廃棄するといった安全対策を実践しています。
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