ご挨拶

当科では、成人の消化器外科・一般外科領域の疾患を対象として診察治療を行っています。質の高い診断のもと、手術のみならず、患者さんに一番適した治療方法を選別して、事前に十分な説明を行いながら治療を行っています。
食道・胃外科への受診はいつでも承っております。

初診の場合、診察時間は午前9時から午前11時、午後1時から午後3時まで(午前8時 受付開始、土曜日の受付時間は午前8時から午前11時まで。毎月の第2土曜日は休診)となっています。

また、他院での診断に対するセカンド・オピニオンを希望される場合も、随時、受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
なお、詳しい外来受診の手順は順天堂医院の「外来受診の方」ページをご覧ください。また、何か質問、疑問などございましたら、医局長または外来医長、外来担当医にご相談ください。
Dr福永 哲食道・胃外科 主任教授
メディカルテクノロジー・シミュレーションセンター長
福永 哲
Dr峯真司食道・胃外科 主任教授
峯 真司

診療科概要

令和4年1月、食道・胃外科と消化器・低侵襲外科が統合され、新たに食道・胃外科としてスタートいたしました。
食道・胃外科の前身である第一外科は、昭和27年の福田保教授の就任に始まります。胃がん手術で有名な村上忠重教授、胃内視鏡創始者の一人であった城所仂教授、さらに胃がん縮小手術の草分けであった榊原宣教授へと引き継がれ、わが国の消化器外科分野の治療と発展に尽くしてまいりました。

平成10年には食道がん手術の権威である鶴丸昌彦教授が就任し、今日まで食道がん手術においてわが国トップレベルの実績をあげています。
平成14年に順天堂外科学教室が臓器別診療科に再編、鶴丸教授のもと「食道・胃外科」が誕生いたしました。平成21年に梶山美明教授が就任し、その卓越した技術のもとで優れた実績は引き継がれていきます。
平成31年には峯真司教授が就任し、鏡視下食道がん手術を積極的に推進。高難度な技術を駆使した質の高いリンパ節郭清を行い、わが国屈指の生存率を誇ります。また、胃がんの手術で特に難しいとされる噴門部がんや、食道・胃の良性疾患(粘膜下腫瘍など)への鏡視下手術など、常に確かな技術に拠る高品質な医療に取り組んでいます。

消化器・低侵襲外科は平成27年5月、「より優しく患者さんを治す」外科治療の推進と開発、そして質の高い医療を実践できる外科医の育成を目指し、初代教授に福永哲教授を迎えて開講いたしました。根治性と安全性、そして患者さんのQOLを第一に、迅速かつ積極的に高難度の低侵襲治療に取り組み、術後の患者さんの早期の社会復帰を実現しています。また、一般的には腹腔鏡手術やロボット支援下手術が難しいとされる高度進行胃がんに対する化学療法後のConversion surgeryや食道浸潤例や食道胃接合部癌についても、認定医による高レベルな手技により、低侵襲手術の考慮を可能にします。
これまで積極的に新たな低侵襲治療の開発にも取り組みできており、その術式は広く普及し国内外で行われています。

令和元年からは、肥満症の外科手術治療が始まりました。肥満症に起因する深刻な合併症に苦しむ患者さんに対して、糖尿病・代謝内分泌内科やメンタルクリニック等の他科と連携し、手術適用になった場合には「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」を行います(詳しくは「肥満外来」をご覧ください)。
 
消化器疾患でお悩みの方は、当科へご相談ください。

外来診療

教授外来をはじめ、他の外来においても日本外科学会、日本消化器外科学会、日本食道学会、日本内視鏡外科学会、日本胸部外科学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会などの専門医並びに認定医が外来診療に携わっており質の高い診断のもと患者さんに一番適した治療方法を模索し、十分な説明のもとに治療を行っています。

他院での診断に対するセカンド・オピニオンを希望される場合も、随時、受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
患者さんご自身でご予約いただく場合
先生方にご予約いただく場合

入院診療

入院を必要とする主な治療法の案内

治療方法 入院期間 内容
食道がん根治術 約3〜4週間 鏡視下/ロボット支援下 食道切除、胃挙上再建、リンパ節郭清
食道がん化学療法 約2週間 食道がん手術に先立つ化学療法
胃がん根治術 約1〜2週間 腹腔鏡下/ロボット支援下 胃全摘、幽門側胃切除術、噴門側胃切除術
何か質問などございましたら、病棟グループ員、病棟医長、医局長が相談を受け付けております。ご遠慮なくお申し出ください。
お問い合わせ
順天堂大学医学部附属 順天堂医院 食道・胃外科
〒113-8431 東京都文京区本郷3-1-3
TEL:03-3813-3111(大代表)
当科では、成人の消化器外科・一般外科領域の疾患を対象として診察治療を行っています。質の高い診断のもと、手術のみならず、患者さんに一番適した治療方法を選別して、事前に十分な説明を行いながら治療を行っています。
食道・胃外科への受診はいつでも承っております。

初診の場合、診察時間は午前9時から午前11時、午後1時から午後3時まで(午前8時 受付開始、土曜日の受付時間は午前8時から午前11時まで。毎月の第2土曜日は休診)となっています。
 
また、他院での診断に対するセカンド・オピニオンを希望される場合も、随時、受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
なお、詳しい外来受診の手順は順天堂医院の「外来受診の方」ページをご覧ください。また、何か質問、疑問などございましたら、医局長または外来医長、外来担当医にご相談ください。