リプロダクション(reproduction)とは生殖(妊娠・出産)を意味しますが、リプロ外来では月経周期に合わせた様々な不妊症スクリーニングを行い、不妊症の原因を検索します。お子さまを望まれるカップル一組一組に対して、年齢や合併疾患などの不妊原因に応じて最適な治療法を提案させて頂きます。子宮筋腫や子宮内膜症を合併した患者さんには、適応に応じて内視鏡下手術(腹腔鏡下手術・子宮鏡下手術)と生殖補助医療(体外受精-胚移植・凍結融解胚移植など)を組み合わせた、安全かつ最先端の技術を用いた治療を行っています。また、内科系基礎疾患(持病)をお持ちの患者さんに対しては、当該診療科と連携しながら治療を行います。
2017年1月には、クリーンな採卵・胚移植室、培養室、採精室、リカバリールームを完備したリプロダクションセンターを開設しました。現在、年間約400周期の生殖補助医療を行っており、未受精卵凍結等のオプションもご用意しております。大学病院としても、様々な基礎・臨床研究をはじめ、学生教育や生殖専門医の育成、学会発表や論文発表を通じ知識の研鑽にも努めています。
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