こちらは日本肺癌学会の診療ガイドラインからの引用ですが、進行期の非小細胞肺がんには、全身状態や年齢、合併症などをふまえた上で使用が考慮されるものと思います。しかしながら、EGFRやALKといったドライバー遺伝子変異がある場合は、免疫チェックポイント阻害薬の効果が比較的乏しく、PD-L1の染色性=TPS (tumor proportion score)の数値により、免疫チェックポイント阻害薬の効果が異なりますので、主治医の先生と適応をご相談下さい。
また、化学放射線療法後、手術の前後、進展型の小細胞肺がんにも使用されるようになってきていますので、使用に関しては、やはり、主治医の先生とご相談下さい。