患者さんへの負担を軽減する低侵襲手術は、小さな傷で行うため、精密な操作が難しいのが欠点でした。
手術支援ロボットの登場により、その難点が克服されました。
ロボット手術とは、ロボットが勝手に行う手術ではありません。
患者さんの体内に細いロボットの腕を挿入し、熟練の医師が
その腕を“遠隔”で操作します。
ロボットの腕には多くの関節があり、人間の手の動きを正確に
再現できます。
私たちは、2023年に年間 825件のロボット手術を行いました。
総数のみならず、行える手術の種類も年々増えており
これまでに 4385件のロボット手術を行ってまいりました。
順天堂のロボット手術は、その先見性、多様性、専門性に特徴があります。