医院TIMES

順天堂医院ニュース2026 10月号


ピックアップ:栄養部ニュース

秋の「隠れ脱水」対策

夏の脱水は「大量の発汗」によって起こる分かりやすい水分喪失ですが、秋の脱水は 「空気の乾燥」と「喉の渇きを感じにくくなること」によって、気付かないうちに進行するのが大きな特徴です。
喉の渇きや体調不良などの明確な自覚症状が現れにくいため、知らないうちに脱水が進み、重症化する危険があります。
体内の水分が不足すると、脳の働きが鈍くなり、集中力が低下することがあります。また、自律神経の乱れや脳の血流低下を引き起こし、感情や精神面にもさまざまな悪影響を及ぼすといわれています。
秋は湿度が下がるため、皮膚や呼吸を通じて体内の水分が自然に 蒸発します。このように、汗をかかなくても水分が失われる「不感蒸泄」にも注意が必要です。喉の渇きを感じた時点では、すでに体内の水分は 1 ~ 2%不足しているといわれています。そのため、こまめな水分補給を心がけましょう。
飲み物は、身体を冷やしにくい常温の水や白湯がおすすめです。 また、カフェインを含む飲み物には利尿作用があるため、麦茶、ルイボスティー、黒豆茶などのノンカフェイン飲料を選ぶとよいでしょう。
日頃からこまめな水分補給を習慣にし、秋の隠れ脱水を予防しましょう。



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ピックアップ:看護部ニュース

看護師とともに、入院患者さんの「毎日」を支える担い手~介護福祉士のご紹介~

順天堂看護の歴史は、1873 年、初代看護婦取締(現在の看護部長)に就任した杉本かねから始まりました。「看護婦取締」という響き、今年の朝ドラで耳にされた方も多いのではないでしょうか。当時、ほんの数名から始まったとされる看護の手。それが今や、順天堂医院で 1,300 名を超える看護師へと受け継がれています。
そして、皆様の入院生活を支えているのは看護師だけではありません。お部屋を整え、検査への移動を車椅子でお手伝いする 130 名の「看護助手」、さらに 2022 年からは専門職である「介護福祉士」がチームに加わりました。
実は、病院で活躍する介護福祉士は、全国的にもまだまだ 珍しい存在であり、全体のわずか 4% ほどに過ぎません 1)。しかし、私たち看護師にとってはとても頼りになる存在です。介護福祉士は、お食事のサポートやおむつ交換、清潔ケアなど、患者さんお一人おひとりの状態に合わせた専門的なケアで、患者さんの「心地よい 毎日」を支えています。特に、専門的な治療を受ける患者さんの お身体の状態に合わせたケアを行うためには、介護福祉士と看護師の密な連携が欠かせません。「患者さんが安心して過ごせる時間をつくり、ご家族にも安心をお届けしたい」——そんな思いは、今も昔も変わりません。


参考資料 1) 令和2年度介護福祉就労状況調査実施結果報告書   公益社団法人社会福祉振興・試験センターhttps://www.sssc.or.jp/touroku/results/pdf/r2/results_03.pdf(閲覧 2026.8.26)
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介護福祉士ユニフォーム

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