「舌下神経電気刺激療法」は、CPAP療法に代わる新たな治療法として、日本では2021年に保険適用が開始された治療法です。本療法では、刺激装置から微弱な電気を舌下神経へ送ることで、舌を収縮させ、気道の閉塞を防ぎます。刺激装置は手術により体内に植え込まれます。
現在、順天堂医院では国内では2番目、都内では最多の治療実績を誇っています。
今回のメディアセミナーでは、松本文彦主任教授、井下綾子准教授による「舌下神経電気刺激療法」に関する最新情報の講演に加え、実際に治療を受けたお笑い芸人のパンサー・菅良太郎氏(吉本興業株式会社)をお迎えし、患者としての体験や治療後の生活の質(QOL)の向上についてお話いただきました。