今後の展開
全国規模での地域医療連携の推進に向け、順天堂大学と日本IBMは、将来的にはPFM AIマッチングシステムに登録する医療機関を増やしていくことを目指します。また、マルチクラウド対応やさまざまな電子カルテ・システムと連携ができるように、さらなる開発も進めることを予定しています。さらに、訪問リハビリテーションや通所リハビリテーション施設などの登録も増やし、自宅療養する患者向けのサービスも拡充していく予定です。これにより、患者と適切な機能を持っている医療機関を結びつけることによって、全国の医療機関が連携するエコシステムの構築と拡大を図るとともに、適切な時期に適切な環境へ早期退院することで入院費などの医療費削減につなげ、将来的な社会保障費の削減に寄与することを目指していきます。