新型コロナウイルス感染症流行に伴うリプロ外来・処置休止に関するお知らせ(更新日:2020年4月7日)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に大流行し、東京都内および首都圏での感染患者数も日ごとに増加し続けています。特定機能病院である当院も、今後COVID-19対応のために医療体制の変更が必要となり、治療の中止を急遽せざるを得ない事態もあり得ます。また日本生殖医学会より「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの声明」が出され、不妊治療の延期の提示が推奨されています(
http://www.jsrm.or.jp/index.html)。
以上の状況を鑑み、当科のリプロ外来では、以下のとおりに対応させていただきます。
- タイミングの指導および人工授精は休止します。
- 現在排卵誘発を行っている方からの採卵は、全て胚凍結とします。
- 新たな排卵誘発は休止します。
- 胚移植は休止します。
- 子宮鏡検査、子宮卵管造影などの検査は休止します。
*なお流行が落ち着き実施可能と判断されましたら、順次再開いたします。
また上記の理由で突然の休止となる可能性もあるため、今後はリプロ外来も一時的に休止し、
新規のご予約もしばらく見合わせる事となりました。 今後の状況によっては、我々医療者は一時的に命を守る医療に専念せざるを得なくなることを、ご理解いただきますようお願い致します。
リプロ外来・処置の再開につきましては、決まり次第ホームページ上でお知らせいたしますので、ご確認ください。
当院は感染対策を徹底し、患者さんにとっても、医療従事者にとっても、安心できる医療を提供ができるように取り組んでまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。
順天堂大学 女性低侵襲外科・リプロダクションセンター
URL:
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/reproduction/ 2020年4月6日
順天堂大学医学部附属順天堂医院 産婦人科 板倉 敦夫
女性低侵襲外科・リプロダクションセンター 北出 真理