院⻑挨拶

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仲間と共に多くの疾患を経験し幅広い臨床能力を獲得する
初期臨床研修の第一の目標は医師としての知識、技能の修得です。
2年間の研修期間に多くの科を回り知識、技能を効率的に修得するためには
①良い研修環境(研修プログラムの充実、症例数が多く症例も多彩である、治療・診断手技が多彩で経験可能な症例数も多い)、
②優れた教育環境(同僚が多い、先輩研修医や専攻医、教育担当医が充実している)、
③効率的な研修を自ら行う、といった要素があります。
研修環境については、順天堂医院では基本プログラムを整備し内科を中心に外科や麻酔科、小児科、産婦人科などを学び、
選択コースで将来専門とするかもしれないコースも1年次から選択可能で、選択コース経験後の選択変更も早くから行うことができます。
その他、小児科、産婦人科、基礎研究医プログラムで早くから方向性を決めた研修を行うことも可能です。
大学院医学研究科進学やシニアレジテント制を活用して将来へのキャリアを早くから積んでいくコースもあります。
当院は多彩な疾患を多数治療していることから希少疾患の先端診療も多数例、経験可能です。
教育環境については、2024年度の初期臨床研修医は43名で静岡病院、浦安病院、練馬病院を合わせると148名になります。
多くの同級生と共に研修することにより研修効率が上がります。
また、先輩研修医、専攻医、そして当院では研修担当医が多数在籍し、きめ細やかに臨床研修の質の向上を図っています。
臨床研修の主体は研修医自身で、自分なりの工夫により研修がより効率的、効果的になりますが、当院には熟練した臨床研修事務員も在籍しており、
待遇面やプログラムの詳細を気兼ねなく相談してください。

順天堂⼤学医学部附属順天堂医院
院⻑ 桑鶴良平