初期臨床研修

研修医 米田智樹 先生のOriginal ArticleがJournal of Infection and Chemotherapyに掲載されました

  
順天堂医院初期研修医1年目の米田智樹です。
この度、医学部生の頃から微生物学講座で研究していた薬剤耐性菌についてのOriginal ArticleがJournal of Infection and Chemotherapyに掲載されました。
大腸菌において鉄代謝に関わる遺伝子変異がアミノグリコシド耐性に関与するという内容であり、学部生時代から微生物学講座の多田 准教授にご指導いただき、切替 前教授にご監督いただきました。
順天堂医院での初期研修では研究がしやすいことがメリットです。初期研修ではじめて順天堂医院にきた人ももちろんですが、順天堂大学の医学生の方ですでに研究を始められている場合も卒業を機に中断することなく、実験を続けられる環境があります。また、研究活動に触れておくと、順天堂医院ではローテート中に他分野を専門とする先生の下でご指導頂く機会に恵まれているため、さまざまな気づきが得られ初期研修も楽しいものとなります。
現在は少しテーマを変えてウイルスの研究を行っていますが、これからも好奇心をもって物事を探究していきたいと思います。
改めて、ご指導いただいた先生方に深く感謝申し上げます。
 
 
Komeda T, Hishinuma T, Kirikae T, Tada T. Escherichia coli with increased aminoglycoside resistance due to an amino acid substitution at position 85 of HemC. J Infect Chemother. Published online October 5, 2024. 

米田先生

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