専攻医インタビュー

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小さな命を支え、
未来へとつなぎ、
神様のやり残した仕事に挑む

鈴木 孝宜
2023年入局
2021年順天堂大学卒

小児外科_鈴木孝宜
「僕たち小児外科医の仕事は、神様がやり残してしまったことに対する挑戦です」
——順天堂大学小児外科の歴代教授陣が口にしてきたこの言葉に出会ったとき、自分の心にも深く響きました。
小児外科は、単なる疾患の治療にとどまらず、子どもたちが歩んでいく長い未来を支える医療です。術前・術後の全身管理を含め、長期にわたり患者さん一人ひとりと向き合える点に、大きなやりがいを感じています。
順天堂大学小児外科は、日本屈指の手術件数を誇り、消化器・呼吸器・泌尿器を含む幅広い分野の小児疾患に対応しています。また、海外留学や国際学会で活躍する医師が多く、日々の診療の中で自然に国際的な視野を養うことができる環境も大きな魅力です。
小児外科・小児泌尿生殖器外科を
選んだ理由
初期研修中に目にした手術予定表には、驚きを受けました。新生児から思春期まで、幅広い年齢層と多様な疾患に対し、迅速かつ正確に対応する先生方の姿から、小児外科の総合力と奥深さを実感しました。疾患だけを治すのではなく、患者さんの未来を見据えた医療を実践する姿勢に心を動かされ、小児外科を志すことを決意しました。
現在、入局3年目を迎え、2年目終了時点で700件以上の手術症例に携わり、150件以上の執刀も経験しています。さらに、これまで3年連続で国際学会にて発表する機会をいただき、国際的な医療の場での発信や交流の重要性も学んでいます。
入局して
良かったこと
順天堂大学小児外科では、入院から手術、術後管理、退院後の外来フォローアップに至るまで、患者さんの成長を一貫して支える医療に携わることができます。
患者さんとそのご家族の歩みに寄り添いながら、単なる疾患の克服を超えて、人生に深く関われることに小児外科医としての醍醐味を感じています。
小児外科は確かに体力的にも精神的にも厳しい領域ですが、目の前の小さな命と向き合うたびに、自然ともう一歩踏み出す力が湧いてきます。
これからも、未来を見据えた医療を実践するため、たゆまぬ努力を続けていきたいです。
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多彩な症例に挑み、
手術手技を究め、
臨床×研究で未来を切り拓く

後藤 宏希
2022年入局
2020年北里大学卒

小児外科_後藤宏希
順天堂小児外科は、消化器・呼吸器はもちろん、泌尿器系疾患や希少疾患、様々な先天性疾患を合併した症例にも広く対応する“こどもの総合外科”です。自分の興味や将来像を意識しながら、日々の研修に取り組むことで、“なぜこの手術を選ぶのか” “術後管理で何を重視すべきか”を深く考えられる環境です。また、順天堂の外科プログラムでは、こども病院での研修や大学院研究も並行して進められる体制であり、多面的に学ぶことができます。
小児外科・小児泌尿生殖器外科を
選んだ理由
年間1,000件を超える手術件数は国内トップクラスで、鼠径ヘルニアのようなcommonな疾患から、年間数例程度の腫瘍・先天性疾患まで、多彩な手術を経験できます。さらに、順天堂小児外科グループには、こども病院をはじめとする豊富な関連施設があり、各施設での研修を通して、どこにでも通用する臨床判断力、手術手技が養えると感じた点も入局の大きな理由でした。
また、大学院では臨床と並行して、胆道閉鎖症の基礎研究に取り組んでいます。指導教官の先生方は実験からデータ解析まで幅広くサポートしてくださるため、忙しい臨床業務の合間でも大学院研究を着実に進められる環境が魅力でした。
入局して
良かったこと
入局1年目からロボット支援手術をはじめとした、高難度技術に触れられる機会が多く、指導医のフィードバックを受けながら、多くの手術経験を積むことができました。
臨床と研究がリンクすることを実感できる機会も多く、臨床で得たデータや疑問を研究に活かし、学会・論文といった学外で発表する指導体制・チャンスに恵まれている医局です。ぜひ、小児外科医を目指す皆様の入局をお待ちしております。
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幅広い経験を積み、
多くの症例に触れ、
医師として成長

清水 咲花
2020年入局
2017年東邦大学卒

小児外科(Dr清水咲花)
小児外科で取り扱う疾患は消化器・呼吸器など全身にわたり、心疾患を合併している症例も少なくありません。専攻医は、進路や学びたいことが定まっていると、今後の診療にどう生かすかを考えながら外科研修に取り組むことができるので、より理解を深められます。順天堂のプログラムでは、大学病院内で全ての外科のローテートが可能であり、各科のアカデミックな研究活動や新しい手術・周術期管理を学ぶことができます。
私の目指す医師像は「患者さん本人だけでなく、ご家族とも向き合う医師」です。手術や全身管理に加えて、話し方や接し方についても先輩方から学びながら日々の診療に取り組んでいます。
小児外科・小児泌尿生殖器外科を
選んだ理由
小児外科は扱う疾患が多岐に渡るものの、それぞれの疾患の症例数が多いという訳ではありません。順天堂は、大学病院の中でも症例数が圧倒的に多いことに魅力を感じました。ロボット支援手術など難易度の高い手術に、若手のうちから参加することができるため、高いモチベーションを保つことができます。関連施設も豊富であり、同じ手術でも指導医によって手順が異なることもあり、幅広く経験を積むことができます。
また、学閥がないこと、女性医師の先輩が多いことも、入局を決意した理由の一つです。
入局して
良かったこと
ロボット支援手術や尿道下裂手術などの難易度の高い手術に1年目から入ることができるため、上級医の手技や進め方などを間近で学べる環境だと感じました。
また、臨床と並行して大学院へ進学することができます。日々の業務の合間で研究を進めていくのは大変ですが、臨床を離れずに研究ができる点は、とても魅力的です。
さらに、学会で発表する機会も多く、準備のために担当した疾患について勉強することは、理解を深めることにつながります。人前での発表は毎回緊張しますが、達成感も味わうことができる貴重な経験だと感じています。