専攻医インタビュー

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患者さん一人一人の
「こんな風に動きたい」を尊重し、
全力で実現する

藤本 華奈
2022年入局
2020年奈良県立医科大学卒

整形外科(Dr藤本華奈)
醍醐味は、治療により思うように行動できるようになった患者さんの喜ぶ姿を見ることです。
やりがいを感じる時は、前腕の骨折の手術を執刀し、上級医と何度も相談して綿密に立てた術後リハビリ後に、患者さんから「創もきれいで、今は好きなスポーツを受傷前と同じようにできるようになり、順天堂で手術を受けて良かった」という言葉をいただいた時や、変形性股関節症の患者さんが術後痛みなく歩くことができ、「退院したら娘とデパートに行って何を買おうかしら」と嬉しそうに話されるのを聞いた時などであり、この世界で頑張っていけそうだと思いました。
目指す医師像は、患者さん一人一人で異なる「こんな風に動きたい」を尊重し、その実現に全力を尽くすことができる整形外科医です。
整形外科・スポーツ診療科を
選んだ理由
自分自身が陸上競技を15年間継続してきたこともあり、特にスポーツ選手の障害や不調を上手く治療できる医師になりたいと考えていました。
私は関西出身ですが、順天堂の整形外科はスポーツ診療において日本で一二を争う実力を持つ医局だと関西でも有名でした。見学の際、スポーツに携わる先生の多さやスポーツ愛に圧倒されたことに加え、医局全体の親しみやすい雰囲気にも惹かれました。
さらに医局という組織の中でも、やりたいことや新しいことへの挑戦を応援する柔軟さや勢いを感じ、順天堂の整形外科の後期研修プログラムを選択し入局しました。
入局して
良かったこと
1年目は、浦安病院と順天堂医院に勤務しました。それぞれ特色があり、浦安病院では、外傷治療の幹となる考え方や治療計画の立て方、手術技術を手取り足取りご指導いただきました。順天堂医院では、主に慢性疾患に対して、満足度の高い保存治療や、短い手術時間、そして低侵襲で回復の早い手術治療を経験して、「プロの技を盗む」貴重な時間でした。
どの病院も気軽に先輩医師に聞ける雰囲気と体制のため、「なんとなく」ではない治療が出来て、整形外科医としての大事な基盤が築ける環境だと思います。
また、アスリートの診療には1年目から幅広く携われており、大会医務に尽力したり、診療経験豊富な先生と外来を一緒に診させていただくなど、スポーツ診療のtipsを教わったり出来ているのも、入局して良かったことの一つです。