専攻医インタビュー

ここのテキストを反転させてアンカーリンクの指定を入れてください。

臨床と研究の融合!
未来の治療法を創る

山田 晃平
2020年入局
2018年順天堂大学卒

血液内科(Dr山田晃平)
血液内科の魅力は臨床と研究が密接な関係にあることです。造血器腫瘍の治療は、既存の治療で治癒することも多いですが、再発・難治の方が一定数いるのが現状で、それを克服するため、世界中で盛んに研究が行われています。
近年、新たな治療としてCAR-T療法などの細胞免疫療法が行えるようになり、また、ゲノム解析の進歩により様々な疾患で予後予測が可能となるなど、益々活気にあふれています。私たちの医局では臨床検体を用いて研究を行い、その結果を臨床の場にフィードバックすることで、患者さんにより良い医療を提供できるよう日々努力しています。自分も臨床だけでなく、研究にも従事し、その一端を担うことができる医師になりたいと思っています。
血液内科を
選んだ理由
入局する上で重視した点は様々な疾患を経験できるか、また、研究が十分に行える環境なのかということです。臨床では白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった造血器腫瘍を始めとした多くの疾患が経験でき、また移植や細胞免疫療法を積極的に行なっているため、血液内科医として成長するための環境が整っています。さらに、血液疾患は全身管理を必要とし、自然と内科全般にわたる知識を身につけることが可能です。
研究においては、トランスレーショナルリサーチに力を入れており、新しい研究を行なっていることにも魅力を感じ、入局を決めました。
入局して
良かったこと
臨床において数多くの症例を経験できることや研究を盛んに行っていることは入局前に思っていた通りで、とても満足しています。
入局後に改めて良さを実感したことは、医局全体の雰囲気が大変良いところです。日常診療で治療方針に悩むことが多々ありますが、その時には上級医の先生方が親身に相談に乗ってくれるため、困ることはありません。
また、当科は若手医局員が多く、普段の業務で相談し、助け合えることは大変貴重なことだと思っています。