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小児眼科・斜視 Fellowship Program(専門医対象)
順天堂大学 小児眼科・斜視部門は、アメリカ合衆国でのAAO Fellowship programに準拠した、小児眼科・斜視Fellowship Programを提供します。このプログラムは日本における小児眼科・斜視領域の発展を目標としており、研修修了後には応募者の所属する医療機関において小児眼科・斜視外来のリーダーシップを取る人材を育成するためのものです。研修期間は最低12ヶ月最長24ヶ月で、国内・海外の学会参加、学会発表、原著論文作成、手術執刀を修了条件とします。
応募者の資格
日本眼科学会 専門医日本弱視斜視学会会員(申請中を含む)
日本小児眼科学会会員(申請中を含む)
医師賠償保険への加入証明
所属施設科長からの推薦状
研修修了後に所属施設における小児眼科・斜視外来の設置開設保証
プログラムディレクター
根岸貴志 (順天堂大学 眼科学教室 准教授)プログラムディレクターの所属学会(抜粋)
日本弱視斜視学会 理事 (2016〜)日本小児眼科学会 理事 (2023〜)
日本眼科学会
アメリカ小児眼科斜視学会(AAPOS)
国際斜視学会(ISA)
ヨーロッパ斜視学会(ESA)
プログラムディレクターの責務
順天堂大学における小児眼科・斜視部門の臨床診療フェローの定期的な評価とフィードバック
研修修了の証明
プログラム期間
12ヶ月 (最長24ヶ月)待遇
学校法人順天堂の規定に従う外勤(希望に応じて斡旋)
学会発表支援
順天堂大学学術メディアセンターでの電子ジャーナルアクセス権
提供するプログラムの内容
小児眼科領域
小児の視覚発達解剖学・発生学的基礎
未熟児網膜症
遺伝性眼疾患
全身疾患に関係する眼疾患
涙道疾患
角膜障害
ぶどう膜炎
先天白内障
小児緑内障
小児網膜疾患
神経眼科的疾患
外傷
腫瘍
弱視の診断と治療
眼光学の基礎
電気生理学的検査
視力検査
色覚異常
ロービジョン
義眼の管理
斜視領域
解剖学・生理学・神経解剖学斜視検査
水平斜視
垂直斜視
眼球運動障害
眼振
斜視手術
ボツリヌス毒素治療
上記小児眼科・斜視領域におけるオリジナルオンライン学習素材
手術
プログラム修了までに、50件の手術助手、25件の執刀、うち10件の執刀完了をプログラム修了の最低条件とする。手術はプログラムディレクターまたはディレクターの承認する指導医の監督下でのみ行うものとする。執刀中に必要な注意を怠った場合には執刀医を指導医と交代する。執刀完了の定義:1切開創からの外眼筋アプローチを、結膜切開から結膜縫合まで術者の交代なく完了する。両眼外直筋後転術の完刀は2件にカウントする。
手術症例はフェローの力量に応じて過不足なく提供される。
その他の業務
医局員としての一般外来・当直などを含むプログラム修了に当たっての提出文書
手術記録による50件の助手・25件の執刀、うち10件の執刀完了の証明期間中または予定中の学会発表の抄録(日本眼科学会の定める地方会以上を基準とする)
期間中の学会参加証(最低2会期 合同学会は1とする)
プログラム協力施設
- 埼玉県立小児医療センター
- 東京都都立小児総合医療センター
- 日本赤十字社医療センター
応募方法
履歴書および順天堂大学眼科 中尾新太郎教授 宛の推薦状をメールにて送付送付先メールアドレス eye@juntendo.ac.jp(眼科医局)
TEL:03-5802-1228 FAX:03-5689-0394