患者さんへのご挨拶

急性期大学附属病院として国内最大級のスタッフ数を誇り、リハビリテーション治療が必要な患者さんに常に最適なリハビリテーション治療を実施しています。

あらゆる障害を持つ患者さんに対してリハビリテーション科専門医の診断、処方に基づき、最適な理学療法・作業療法・言語聴覚療法を行っております。また難病疾患や小児科疾患の患者さんにも、地域医療・福祉サービスとの連携や家族、保護者への援助等も行っております。
室長藤原俊之
室長 藤原 俊之

概要

総勢89名(非常勤含む)の理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士を有し、入院患者さんを中心に365日体制でのリハビリテーション医療を提供します。

対応施設基準

脳血管リハビリテーション料 I
運動器リハビリテーション料 I
呼吸器リハビリテーション料 I
心大血管リハビリテーション料 I
廃用症候群リハビリテーション料 I
がん患者リハビリテーション料

  • それぞれのリハビリテーションを行う上でのリスクと目標について、多職種と連携して情報を共有し、安全なリハビリテーションを提供できるように努めています
  • 感染対策、個人情報管理を含めた医療安全管理について、常に新たな知識を取り入れて取り組んでいます。
  • 患者さん・ご家族への接遇マナー向上に努め、わかりやすい説明を心掛けています。
  • エビデンスに基づいたリハビリテーションを提供できるよう、臨床研究を推進しています。

診療体制

リハビリテーション科医の診断、処方に基づいて、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がリハビリテーション治療を行います。患者さんへの診療は、3〜4名のユニットで担当いたします。全てのユニットに臨床経験年数7年以上の療法士がおり、リハビリテーション治療の進行状況に合わせてリハビリテーション科医、主治医に相談しながら治療内容を検討しております。
リハビリテーション室001
リハビリテーション室002
リハビリテーション室003

指導育成方針・体制

療法士指導育成方針

リハビリテーション室ではリハビリテーション科、保健医療学部理学療法学科と協働して理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の指導育成方針として下記の3つを掲げて、指導育成しております。
  1. あらゆる疾患と機能障害、生活状況に合わせたリハビリテーション治療を実践できるジェネラリストを育成する。
  2. 疾患特有の症状、障害、社会復帰への課題などに対する専門的知識および技術をもつスペシャリストを育成する。
  3. 研究の原点となる症例の経過を注意深く観察し新しい知見を見出す探求力を育成する。

療法士指導育成体制

順天堂の学風「三無主義」に則り、出身校、国籍、性別による差別のない体制をとり、あらゆる世代から学ぶことを文化としています。

運用体制

リハビリテーション科藤原俊之教授の指導のもと、リハビリテーション医学医師、保健医療学部教員理学療法士と一体となって、より良い臨床・教育・研究を検討する体制をとっております。

リハビリテーション運用体制

リハビリテーション室紹介動画

診療実績

全て開く
2022年度
療法別 リハビリテーション料算定項目 実施患者人数
理学療法 脳血管 2,465
運動器 2,400
心大血管 1,660
呼吸器 877
がん 1,173
廃用 21
総計 8,596
作業療法 脳血管 1,233
運動器 353
心大血管 0
呼吸器 40
がん 141
廃用 0
総計 1,767
言語聴覚療法 脳血管 793
運動器 0
心大血管 0
呼吸器 218
がん 140
廃用 3
総計 1,154
2021年度
療法別 リハビリテーション料算定項目 実施患者人数
理学療法 脳血管 2,341
運動器 2,351
心大血管 1,497
呼吸器 795
がん 1,137
廃用 33
総計 8,154
作業療法 脳血管 1,128
運動器 236
心大血管 0
呼吸器 25
がん 87
廃用 1
総計 1,477
言語聴覚療法 脳血管 854
運動器 0
心大血管 0
呼吸器 183
がん 138
廃用 5
総計 1,180
2020年度
療法別 リハビリテーション料算定項目
実施患者人数
理学療法 脳血管 2,211
運動器 1,774
心大血管 1,078
呼吸器 619
がん 869
廃用 41
総計 6,592
作業療法 脳血管 1,006
運動器 180
心大血管 0
呼吸器 25
がん 107
廃用 3
総計 1,321
言語聴覚療法 脳血管 904
運動器 0
心大血管 0
呼吸器 220
がん 156
廃用 12
総計 1,292