患者さんの紹介
順天堂医院では、乳幼児から老年まで、あらゆる年齢層の患者さんの救急疾患の診療を各科24時間体制で行っています。地域医療連携室のみならず、専任医を「病・診連携」、「病・病連携」の窓口としてご利用頂ければ幸甚です。
救急搬送された患者さんや順天堂医院の外来に通院中の患者さんで、救急治療を必要と判断された方の初期診療に、救急専任医が各科の担当医と共に当たります。このほか、救急専任医は各診療科の医師、放射線部、臨床検査部、看護部、事務部(医事課入退院係と地域医療連携室)等の院内各部署の教職員と連携をとり、救急患者様の入院、他院への転送などにも積極的に関与しています。先生方にはこれからも救急科を利用して頂きたく、ご案内申しあげます。
本院は患者さんの緊急度、重症度を問わず、積極的に救急患者さんをお引き受けします。
診療体制
外来の診療体制
救急科の常勤は、救急科専門医・救急科指導医を中心とした救急医療に長けた人材が診療にあたります。加えて、総合診療科、循環器内科、脳神経内科、整形外科、外科の各専門医により、チームを組んで救急患者さんの診察に当たっています。また疾患に応じて、救急科以外の各診療科が直接診療を担当する場合もありますが、救急科と密に連携を取りながら、各診療科の専門以外の疾患にも幅広く対応出来る体制を整備しています。
病棟の診療体制
軽症から重症まで幅広い救急患者さんの入院治療を行っています。平成28年7月からHCU病棟(準集中治療室)16床の稼働が始まり陰圧室もありますので、コロナ重症患者さんや人工呼吸器を必要とする様々な患者さんの入院治療も可能です。また令和6年7月からは新たに一般病棟11床を稼働し、合計27床の救急入院治療が可能となり、救急疾患に幅広く対応しています。また救急科内に集中治療専門医もおりますので、ICU入院が必要となる重症疾患の診療も可能です。
院内救急車
順天堂医院 院内救急車による
積極的な患者さん搬送を実施しております
2019年9月より導入
- 貴院から順天堂医院への患者さん搬送(重症度は問いません)
- 順天堂医院から貴院や転院先への患者さん搬送 etc.
従来の救急車の殻を打ち破る、様々なシーンでの利用がスタートしております。
患者さん搬送の選択肢の1つとして是非ご活用ください。
※患者さんの状態に応じて、当院の医師・看護師・救急救命士が同乗いたしますので、医療行為も対応可能です。
(貴院の先生方の同行は必ずしも必要ではありません。)
※貴院からの搬送にあたっては、救急搬送診療料が加算されます。
搭載機器・薬剤について
- 通常救急車装備機能
- 生体モニター
- 半自動除細動器
- AED(自動体外式除細動器)
- 人工呼吸器
- 低圧持続吸引器
- 医療用ストレッチャー・バックボード
- 気管挿管セット
- 救急蘇生用薬剤セット
など
対応日時
月曜日~金曜日 11:00~20:00
対応範囲
概ね当院から半径20km以内