研究・学会活動
当科では、通常の医療業務と並行して、肝・胆・膵外科に関する研究活動も行っています。また、様々な学会に所属し、最新の医療に関する情報の発信を積極的に行っております。
学会・研究会参加報告
第81回日本臨床外科学会総会
大学院生 寺澤無我
2019/11/14(木)~16(土)高知市で行われた第81回日本臨床外科学会に参加してきましたので報告させていただきます。本学会では計3397演題が発表され、期間中5000人を超える人が参加しました。当科からは齋浦教授以下、7名が参加・発表を行いました。
私は一般口演にて膵癌に関する発表をしてきました。会場には教授も駆けつけていただき大変緊張...ではなく、大変心強かったです。膵癌についてのセッションであり他の演者も含めて活発な討論が行われ大変勉強になりました。会場内では活発な討論が行われている中、教授も多くの鋭い質問をされていました。ひときわ存在感を放つ教授の後姿を見て、自分はまだ本当の意味で学会に参加できてないことを痛感しました。
学会での勉強を終えたあとは、みんなで楽しく高知の美味しいものをいただきました。私は鰹のたたきが大好物で、高知滞在中に3回もいただきました。現地では鰹のたたきを塩で食べることが流行っているようで、私はこの食べ方が一番良かったです。
最終日は「秋晴れ」の晴天の中、桂浜に行ってきました。そこには雄大な景色を背景に坂本龍馬記念館があります。館内の壁には龍馬の生前の言葉が書かれていました。
いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。
時勢に応じながら自分の理想に向かって生き、動乱の時代に大きな波を起こすも、志半ばでこの世を去った龍馬だからこそ、今もなお日本人の心に残っているのでしょう。
いつの時代も、大きな波を起こす人の志に違いはありません。龍馬のいう
「世の中の既成概念を破るような真の仕事」ができるように私も頑張りたいと思います。