スタッフ紹介

2020年4月に医学部に臨床遺伝学研究室が新設され、当科は臨床遺伝外来として主に遺伝性疾患の遺伝カウンセリングを担当しています。スタッフは臨床遺伝専門医が3名、認定遺伝カウンセラー1名、非常勤遺伝カウンセラーが2名在籍しています。遺伝医療の領域は広範に及びますが、当科では主に腫瘍領域、循環器等の内科領域、小児科領域を担当しています。1回の外来には1時間の枠を確保して、クライエントの方と十分にお話を伺ったり情報を提供できるように配慮しています。
遺伝性疾患の遺伝子診断やマネジメントは私たちの重要な業務ですが、一方で最近では、がん遺伝子パネル検査や全ゲノム遺伝子解析が一般診療にも導入されています。遺伝子検査はその結果の解釈や理解がとても大切です。遺伝子解析や生命情報科学の専門の方々と連携して、一歩進んだ遺伝子検査の結果解釈に基づく診療を提供できるように、スタッフ一同ゲノム医療に取り組んでいます。