超音波センターのご案内
「超音波センター」は、患者さんがアクセスしやすい1号館2階に開設されています。108平米で、検査ブースは9室あり、十分なスペースが確保されています。また各部屋に自動昇降型ベッドと空調設備が設置され、患者さんが快適に検査を受けられるような環境を整えています。
センターには多くの経験豊富なスタッフが従事しており、予約外や緊急での検査依頼についても迅速に対応できる体制をとっています。
超音波検査とは
超音波検査は人間の耳には聞こえない高い周波数の音波を対象物に当ててその反響を映像化する画像検査法です。超音波検査は体に負担のない検査法であり、さらにレントゲン検査などとは異なり放射線に被曝することもありません。
患者さんは検査用ベッドに横になっていただき、皮膚にゼリーを塗って検査用器具(プローブ)を操作しながら検査を行います。結果を確認する目的で複数の担当者が検査を行う場合もありますが、所要時間は10~20分程度です。
スタッフ紹介
センター長 | 椎名秀一朗(日本超音波医学会専門医・指導医) |
副センター長 | 丸山紀史(日本超音波医学会専門医・指導医) 齋浦明夫 |
日本超音波医学会・認定超音波検査士 総合領域、消化器
検査対象
腹部
主に観察する臓器は肝臓、胆道、膵臓、脾臓、腎臓ですが、必要に応じて消化管、副腎や下腹部に位置する臓器(膀胱、子宮、卵巣、前立腺など)も観察します。
また、組織の硬さ(弾性度)の計測装置も設置され、肝臓などの硬さを計測しています。
体表
主に頸部(甲状腺、頸部リンパ節など)を観察しています。その他に依頼に応じて体表臓器を観察します 。
血管
主に頸動脈、下肢の血管や腎動静脈を検査しています 。
小児
小児科の患者さんの超音波検査につきましても、当センターで行っています。