ご挨拶

Dr原田紀宏
室長 呼吸器内科
原田 紀宏
吸入療法は、直接的に気道病変部に薬剤を到達させることができるため、呼吸器疾患の治療において必要不可欠なものとなっております。また、使用薬剤は薬剤に応じて適切な吸入器具を選択する必要があります。特に閉塞性換気障害を呈する気管支喘息やCOPDでは吸入療法が第一選択となるため、適切な薬剤と吸入器具の選択、適切な吸入手技の習得などが病状を左右する場合があります。
当吸入療法室では吸入療法による治療、在宅医療を視野に入れた吸入指導、吸入療法と同時に展開されるべき包括的呼吸リハビリテーションへの参加、さらには塞性換・拘束性換気障害を呈する疾患を主な対象として呼吸生理学的な評価を行っております。

吸入療法室の業務

  1. 吸入療法
  2. 気道過敏性試験
  3. 気道可逆性試験
  4. 呼吸筋力試験
  5. 運動負荷試験
  6. 在宅睡眠呼吸障害検査
  7. 在宅における吸入療法の指導
  8. 在宅持続陽圧呼吸療法の説明と指導
等々の医療を行っています。
吸入療法室002

業務受付時間

吸入療法 月曜〜金曜 9:00 〜 16:30(要予約)
土曜 9:00 〜 12:00(要予約)
気道可逆性試験 月曜〜金曜 9:00 〜 16:30(要予約)
土曜 9:00 〜 12:00(要予約)
気道過敏性試験 月曜 10:00 〜 12:00(要予約)
運動負荷試験 金曜 15:00 〜 17:00(要予約)
在宅睡眠呼吸障害検査 月曜〜土曜 携帯装置を自宅で施行(要予約)
その他検査、指導 月曜〜金曜 9:00 〜 16:30(要予約)
土曜 9:00 〜 12:00(要予約)

医療安全への取り組み

吸入療法室での医療はすべて医師の指示のもとで行い安全を期しています。誘発試験などは医師の監督管理のもとで行われています。
吸入療法室001