◎処方が変更された件数(疑義照会結果に基づく)
薬剤管理は第三者評価においても重要な項目であり、薬剤に対する院内での関心を高め、医師の不注意などから生じる疑義照会および処方変更を減らし、より安全で質の高い効率的な薬剤管理をするため2024年度より病院の安全重点項目としました。
処方の修正が必要となる例として、処方薬の重複をはじめ、用法用量の記載不備など、十分に注意して処方すれば減らせるものも少なくありません。毎月の処方変更数をモニタリングし、具体的な疑義照会例を繰り返し周知し、注意喚起することで不適切な処方の減少に繋げるよう取り組んでまいります。
◎アルコールゲル使用量目標達成率
手指衛生は感染を予防するための最も簡単で、かつ最も重要な方法です。
我が国の医療施設では、CRE(カルバペネム耐性腸内細菌目細菌)やVRE(バンコマイシン耐性腸球菌)など、抗菌薬が効きにくい細菌(薬剤耐性菌)が原因となる医療関連感染症(旧・院内感染症)が問題となっています。
これらの細菌は、もともと病原性が弱く、健康な人には感染が起こりにくいとされています。しかし、免疫力が低下している高齢の方や慢性疾患のある方では、感染を引き起こす場合があります。感染の要因のひとつに、医療従事者の手指を介した伝播が知られています。
当院では、全職員で手指衛生実施に取り組んでいます。2026年度に「手指衛生実施」を病院の安全重点項目として位置づけ、全部署で擦式アルコール手指消毒薬の使用目標量を設定しています。さらに、毎月の達成状況をモニタリングし、継続的な改善に努めています。
◎診療経過記録記載率
診療記録は多職種連携を支える基盤であり、医療の質と患者安全に直結する重要な情報共有手段です。
当院では法令遵守のもと、記載率向上に継続的かつ組織的に取り組んでいます。